情報処理安全確保支援士試験の合格率の推移

令和2年度からの情報処理安全確保支援士試験の合格率は次のように推移しています。

試験回応募者数受験者数受験率合格者数合格率
令和2(2020)年度10月16,59711,59769.9%2,25319.4%
令和3(2021)年度春期16,27310,86966.8%2,30621.2%
令和3(2021)年度秋期16,35411,71371.6%2,35920.1%
令和4(2022)年度春期16,04711,11769.3%2,13119.2%
令和4(2022)年度秋期18,74913,16170.2%2,78221.1%
令和5(2023)年度春期17,26512,14670.4%2,39419.7%
令和5(2023)年度秋期20,43214,96473.2%3,28421.9%
令和6(2024)年度春期19,56514,34273.3%2,76919.3%

数値の出典:統計情報(応用情報技術者試験、高度試験、情報処理安全確保支援士試験) | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

  • 受験率:受験者数/応募者数
  • 合格率:合格者数/受験者数

過去5年度分の合格率

令和2年度~令和6年度の合格率は約20%で推移しています。

令和5年度の秋期から試験形式の変更がありましたが、合格率は大きくは変わっていません。
※午後試験が「午後1・午後2」から「午後」のみに変更。

合格率の傾向

情報処理安全確保支援士の春期試験はネットワークスペシャリスト試験と作問者が同じと言われており、ネットワークについて詳細に問われる傾向があります。

そのため、春期試験は2%ほどではありますが、合格率が下がる傾向があります。※令和3年度のように、春期の方が合格率が高い年度もアリ。

合格するためには?:1.合格基準を確認する

情報処理安全確保支援士試験に合格するためには、午前1・午前2・午後全ての時間区分で合格点を取る必要があります。(午前1は免除制度あり)

合格基準の詳細は、次のページを参考にしてください。

合格するためには?:2.ネットワークスペシャリストと交互に受験する

ネットワークスペシャリストと交互に受験していくと合格する確率が上がるかもしれません。試験範囲に重複も多いので、相乗効果が期待できます。

▼情報処理安全確保支援士の試験範囲

▼ネットワークスペシャリストの試験範囲

他の試験区分との合格率の比較

「情報処理安全確保支援士」、「ネットワークスペシャリスト」、「データベーススペシャリスト」。どの試験から受けるべきなのか迷っている方のために、次の表でそれぞれの合格率を比較しました。

試験区分合格率
情報処理安全確保支援士約20%
ネットワークスペシャリスト約15%
データベーススペシャリスト約17%

「ネットワークスペシャリスト」、「データベーススペシャリスト」と比較すると、「情報処理安全確保支援士」の合格率は一番高くなっています。

おにぎり

試験との相性もあるので、合格率が高い=簡単に受かるではありません。

合格率はあくまで目安として参考にしてください。